“せうそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
焦燥50.0%
焦躁50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血性けつせい大雅に過ぐるもの、何ぞ進歩の遅々たるに焦燥せうそうの念無きを得可けんや。唯、返へす返すも学ぶべきは、聖胎長養せいたいちやうやうの機を誤らざりし九霞山樵の工夫くふうなるべし。(二月七日)
闇雲やみくもに先きを急ぐやうな若い時の焦躁せうそうが、古いバネのやうにゆるんで、感じが稀薄になるからでもあるが、一つは生命の連続である子供達の生長をよろこぶ心と、哀れむ心が
風呂桶 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)