トップ
>
ふてい
ふりがな文庫
“ふてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不逞
91.9%
不貞
3.2%
不悌
3.2%
不定
1.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不逞
(逆引き)
倉庫業の
来六屋出平
(
きろくやでへい
)
とは
出来六
(
できろく
)
でござるぞ、あの
不逞
(
ふてい
)
な下僕、旅先で哀れな少年八百助を脅し、金を奪ってけし飛んだかの出来六でござる。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ふてい(不逞)の例文をもっと
(50作品+)
見る
不貞
(逆引き)
其方儀
平常
(
つね/″\
)
身持
(
みもち
)
宜
(
よろし
)
からず
數度
(
すど
)
夫
(
をつと
)
を
持
(
もち
)
不貞
(
ふてい
)
の行ひありしのみならず森田屋銀五郎方の大恩を
忘
(
わす
)
れ病人を捨置
欠落
(
かけおち
)
致し其上我か
甥
(
をひ
)
傳吉より七十五兩の大金を
遣
(
つかは
)
したる
信義
(
しんぎ
)
を
忘
(
わす
)
れ憑司と
密通
(
みつつう
)
致し傳吉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ふてい(不貞)の例文をもっと
(2作品)
見る
不悌
(逆引き)
上に刃向かった人間の栄えた例はないというが、戦の
聖人
(
ひじり
)
と
崇
(
うやま
)
われている彼の甲州の信玄様は父を押しこめた不孝者でござる。越後の上杉謙信公も兄に逆らった
不悌
(
ふてい
)
の方じゃ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ふてい(不悌)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
不定
(逆引き)
さうして、もし
此
(
この
)
冒險
(
ばうけん
)
に
成功
(
せいこう
)
すれば、
今
(
いま
)
の
不安
(
ふあん
)
な
不定
(
ふてい
)
な
弱々
(
よわ/\
)
しい
自分
(
じぶん
)
を
救
(
すく
)
ふ
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
はしまいかと、
果敢
(
はか
)
ない
望
(
のぞみ
)
を
抱
(
いだ
)
いたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼
(
かれ
)
は
黒
(
くろ
)
い
夜
(
よる
)
の
中
(
なか
)
を
歩
(
あ
)
るきながら、たゞ
何
(
ど
)
うかして
此
(
この
)
心
(
こゝろ
)
から
逃
(
のが
)
れ
出
(
で
)
たいと
思
(
おも
)
つた。
其
(
その
)
心
(
こゝろ
)
は
如何
(
いか
)
にも
弱
(
よわ
)
くて
落付
(
おちつ
)
かなくつて、
不安
(
ふあん
)
で
不定
(
ふてい
)
で、
度胸
(
どきよう
)
がなさ
過
(
す
)
ぎて
希知
(
けち
)
に
見
(
み
)
えた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふてい(不定)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ふて
ふきまり
ふじょう
ふぢやう