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不定
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ふてい
ふりがな文庫
“
不定
(
ふてい
)” の例文
さうして、もし
此
(
この
)
冒險
(
ばうけん
)
に
成功
(
せいこう
)
すれば、
今
(
いま
)
の
不安
(
ふあん
)
な
不定
(
ふてい
)
な
弱々
(
よわ/\
)
しい
自分
(
じぶん
)
を
救
(
すく
)
ふ
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
はしまいかと、
果敢
(
はか
)
ない
望
(
のぞみ
)
を
抱
(
いだ
)
いたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼
(
かれ
)
は
黒
(
くろ
)
い
夜
(
よる
)
の
中
(
なか
)
を
歩
(
あ
)
るきながら、たゞ
何
(
ど
)
うかして
此
(
この
)
心
(
こゝろ
)
から
逃
(
のが
)
れ
出
(
で
)
たいと
思
(
おも
)
つた。
其
(
その
)
心
(
こゝろ
)
は
如何
(
いか
)
にも
弱
(
よわ
)
くて
落付
(
おちつ
)
かなくつて、
不安
(
ふあん
)
で
不定
(
ふてい
)
で、
度胸
(
どきよう
)
がなさ
過
(
す
)
ぎて
希知
(
けち
)
に
見
(
み
)
えた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“不定”で始まる語句
不定期船
不定期貨物船