“數度”のいろいろな読み方と例文
新字:数度
読み方割合
すど50.0%
すうど50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て千太郎が朝歸りの折柄をりから新吉原土手にて其方行逢ゆきあひ見るに忍びず異見いけんを爲すこと數度すどに及び千太郎面目めんぼくさににげんと爲すを其方取押とりおさへるはずみに咽喉のど呼吸こきふ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其方儀平常つね/″\身持みもちよろしからず數度すどをつともち不貞ふていの行ひありしのみならず森田屋銀五郎方の大恩をわすれ病人を捨置欠落かけおち致し其上我かをひ傳吉より七十五兩の大金をつかはしたる信義しんぎわすれ憑司と密通みつつう致し傳吉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ミハイル、アウエリヤヌヰチは一人ひとりして元氣可げんきよく、あさから晩迄ばんまでまちあそあるき、舊友きういうたづまはり、宿やどには數度すうどかへらぬつたくらゐ
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)