“舊友”の読み方と例文
新字:旧友
読み方割合
きういう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨夜は番町の舊友きういう——今は出世して神尾攝津守かみをせつつのかみとなつて居る神尾十三郎殿の許へ參つて、を打つて泊り込んで、今朝此處へ戻つたよ。
ミハイル、アウエリヤヌヰチは一人ひとりして元氣可げんきよく、あさから晩迄ばんまでまちあそあるき、舊友きういうたづまはり、宿やどには數度すうどかへらぬつたくらゐ
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
自分じぶん在學ざいがく當時たうじ舊友きういうふのを、とくけたい理由りいうつてゐたので、かれ旅館りよくわんたづねる毛頭まうとうなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)