“旧友”のいろいろな読み方と例文
旧字:舊友
読み方割合
きういう50.0%
きゅうゆう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて旧友きういう観励くわんれい上人は(椎谷ざい田沢村浄土宗祐光寺)強学きやうがくきこえあり、かつ好事かうずへきあるを以てかの橋柱はしばしらの文字を双鈎刊刻さうこうかんこくして同好どうこうにおくり且橋柱はしばしらだいする吟詠ぎんえいをこひ
さて旧友きういう観励くわんれい上人は(椎谷ざい田沢村浄土宗祐光寺)強学きやうがくきこえあり、かつ好事かうずへきあるを以てかの橋柱はしばしらの文字を双鈎刊刻さうこうかんこくして同好どうこうにおくり且橋柱はしばしらだいする吟詠ぎんえいをこひ
ミハイル、アウエリヤヌイチは一人ひとりして元気げんきよく、あさからばんまでまちあそあるき、旧友きゅうゆうたずまわり、宿やどには数度すうどかえらぬがあったくらい
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
おそれげもなく、そばへかけよってきた忍剣にんけんの手になでられると、わしは、かれの肩にくちばしをすりつけて、あたかも、なつかしい旧友きゅうゆうにでも会ったかのような表情をして、柔和にゅうわであった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)