“舊年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふるとし50.0%
きゆうねん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ、としかはらない舊年ふるとしあひだに、あゝはるがやつてたことだ。してると、この一年いちねんふたつにわかれて、きのふまでを去年きよねんといはうか。今日けふからのちを、今年ことしといはうか。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
在原元方ありはらのもとかたといふひとうたで、『舊年ふるとし春立はるたちけるよめる』といふだい
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ふるとしといふのは、新年しんねんたいする舊年きゆうねんであつて、むかしこよみではとしけないうちに、立春りつしゆんせつといふこよみうへ時期じきがやつてることもあつたのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)