トップ
>
はため
ふりがな文庫
“はため”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
傍目
61.3%
傍眼
9.7%
側目
9.7%
他目
6.5%
外目
3.2%
機女
3.2%
端目
3.2%
閃
3.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傍目
(逆引き)
その老母が病んで
逝去
(
みまか
)
ると、生信房のなげきは
傍目
(
はため
)
にも痛々しいほどで、幾日も食を断って、母の
墓掃
(
はかはき
)
に余念なく暮している様子を見
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はため(傍目)の例文をもっと
(19作品)
見る
傍眼
(逆引き)
桑十はその
鼾声
(
いびき
)
に驚いて時折眼をさました程だった。——が、考えてみると、毎日、栗原山の上まで通った肉体の疲れと心労は、
傍眼
(
はため
)
に見ていてさえ並大抵ではなかった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はため(傍眼)の例文をもっと
(3作品)
見る
側目
(逆引き)
老いたる師の体が毎夜、
鉋
(
かんな
)
に
削
(
か
)
けてゆくように痩せてゆくのを
側目
(
はため
)
に見ても。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はため(側目)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
他目
(逆引き)
他目
(
はため
)
からは、どう
見
(
み
)
ても
医者
(
いしゃ
)
の
見舞
(
みまい
)
としか
想
(
おも
)
われなかった
駕籠
(
かご
)
の
周囲
(
まわり
)
は、いつの
間
(
ま
)
にやら五
人
(
にん
)
十
人
(
にん
)
の
男女
(
だんじょ
)
で、百
万遍
(
まんべん
)
のように
取囲
(
とりかこ
)
んで、
追
(
お
)
えば
追
(
お
)
う
程
(
ほど
)
、その
数
(
かず
)
は
増
(
ま
)
して
来
(
く
)
るばかりであった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
はため(他目)の例文をもっと
(2作品)
見る
外目
(逆引き)
四粒の天地振分けが、その中に隠れているのか、いないのか、
外目
(
はため
)
で見てはわからない、軽いものです。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
はため(外目)の例文をもっと
(1作品)
見る
機女
(逆引き)
漢土から帰化した
織部
(
おりべ
)
の
機女
(
はため
)
や
縫工女
(
ぬいめ
)
たちが、
戯
(
たわむ
)
れにしていた技法が進んで、武術にまで利用されるようになり、独立した武器とはならないが、攻撃法の前の奇手として、
足利
(
あしかが
)
時代にまで
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はため(機女)の例文をもっと
(1作品)
見る
端目
(逆引き)
母親に叱られてばかりいるつつましい娘は、
端目
(
はため
)
には、その
羞恥
(
はじ
)
らいが、なおさら美しく見えた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はため(端目)の例文をもっと
(1作品)
見る
閃
(逆引き)
筍
(
たけのこ
)
を輪切りにすると、こんな風になる。
張
(
はり
)
のある
眉
(
まゆ
)
に風を起して、これぎりでたくさんだと締切った口元になお
籠
(
こも
)
る何物かがちょっと
閃
(
はため
)
いてすぐ消えた。母は
相槌
(
あいづち
)
を打つ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
はため(閃)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
よそめ
わきめ
ひとめ
そばめ
おかめ
ほかめ
ヨソメ
はめ
きっ
きら