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傍眼
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はため
ふりがな文庫
“
傍眼
(
はため
)” の例文
傍眼
(
はため
)
で見ても
清々
(
すがすが
)
しい程、仲よく、打ち興じて、語り合っている様子に、ほッと胸をなでおろしていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
桑十はその
鼾声
(
いびき
)
に驚いて時折眼をさました程だった。——が、考えてみると、毎日、栗原山の上まで通った肉体の疲れと心労は、
傍眼
(
はため
)
に見ていてさえ並大抵ではなかった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
信長はひどくそれが嫌いで、わき道のはなしばかり答えている使臣には、
傍眼
(
はため
)
にもわかるほど眉に
焦々
(
いらいら
)
といやな気色をただよわせる。それでも気づかずに無駄をいっていると
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いわゆる、おめでたい男に、
傍眼
(
はため
)
からは、見えもしよう。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“傍”で始まる語句
傍
傍目
傍若無人
傍見
傍人
傍輩
傍観
傍杖
傍題
傍道