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そばめ
ふりがな文庫
“そばめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
側女
58.1%
側室
25.6%
側妾
4.7%
侍妾
2.3%
側妻
2.3%
側目
2.3%
妾
2.3%
聳目
2.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
側女
(逆引き)
「
公
(
おおやけ
)
のお役目がせわしいなどとよくいわれたものです。——あなたは、
側女
(
そばめ
)
の山吹がいなくなったので、それで
狼狽
(
うろた
)
えているのでしょう」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そばめ(側女)の例文をもっと
(25作品)
見る
側室
(逆引き)
こんな
冷
(
つめ
)
たい
妻
(
つま
)
の
心
(
こころ
)
が、
何
(
なん
)
でいつまで
良人
(
おっと
)
の
胸
(
むね
)
にひびかぬ
筈
(
はず
)
がございましょう。ヤケ
気味
(
ぎみ
)
になった
良人
(
おっと
)
はいつしか
一人
(
ひとり
)
の
側室
(
そばめ
)
を
置
(
お
)
くことになりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そばめ(側室)の例文をもっと
(11作品)
見る
側妾
(逆引き)
「このお方は、お陣屋のお
側妾
(
そばめ
)
さまだが——お上人様——どうしたわけでございます」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そばめ(側妾)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
侍妾
(逆引き)
永
(
なが
)
く
牢
(
ひとや
)
に
繋
(
つなが
)
れし
人間
(
ひと
)
の、急に
社会
(
このよ
)
へ出でし心地して、足も空に
金眸
(
きんぼう
)
が
洞
(
ほら
)
に
来
(
きた
)
れば。金眸は折しも最愛の、
照射
(
ともし
)
といへる
侍妾
(
そばめ
)
の鹿を、
辺
(
ほとり
)
近くまねき
寄
(
よせ
)
て、酒宴に余念なかりけるが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
そばめ(侍妾)の例文をもっと
(1作品)
見る
側妻
(逆引き)
客人は、二十七八歳の、弱い
側妻
(
そばめ
)
を求めていた。向島の一隅の、しもたやの二階を借りて住まっていて、五歳のててなし
児
(
ご
)
とふたりきりのくらしである。
雌に就いて
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
そばめ(側妻)の例文をもっと
(1作品)
見る
側目
(逆引き)
泣きだすか、狂乱するか、わめくかと
側目
(
そばめ
)
づかいで行子の顔を見ていたが、行子はなんの気振りも見せず、描いたような美しい口元をひきしめながらあどけなく露草のなかをながめている。
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
そばめ(側目)の例文をもっと
(1作品)
見る
妾
(逆引き)
年へしティトネの
妾
(
そばめ
)
そのうるはしき友の
腕
(
かひな
)
をはなれてはや東の
臺
(
うてな
)
に
白
(
しら
)
み 一—三
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
そばめ(妾)の例文をもっと
(1作品)
見る
聳目
(逆引き)
今、お辻の寝棺が悠々と泰松寺の山門——山城屋宗右衛門の老来の虚栄心が、ひそかに一郷の
聳目
(
そばめ
)
を期待して彼の富の過剰を形の上に持ち
来
(
きた
)
らしめた——をくぐつて行つた。
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
そばめ(聳目)の例文をもっと
(1作品)
見る
“そばめ”の意味
《名詞1》
横から見ること。また、そのような目付きや態度。
《名詞2》
貴人の側に仕える女性。
側室。妾。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
めかけ
じしょう
にょうぼう
そくしつ
はため
わきめ
あた
あたい
あたき
あたし