“とうそつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
統率85.7%
等卒14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっともこれはいくらか修行しゅぎょうんでからのことで、最初さいしょこちらへまいったばかりのときは、なになにやらちぬことばかり、はずかしながら皇孫命様こうそんのみことさまがあらゆる神々かみがみ統率とうそつあそばす
「それぐらいのことが分らなくて、会社を統率とうそつして行けると思うか?」
人生正会員 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
わたし左側ひだりがはにゐる中根なかね等卒とうそつはもう一時間じかんまへから半分はんぶんくちをダラリとけて、ねむつたままあるいてゐた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
今日けふ貴樣達きさまたち此處ここあつめたのはほかでもない。このあひだはら途中とちうおこつたひとつの出來事できごとたいするおれ所感しよかんはなしてかせたいのだ。それは其處そこにゐる中根なかね等卒とうそつのことだ。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
かうつづけて、高岡軍曹たかをかぐんそうはやがてことば途切とぎつたが、それでもまだりなかつたのか、モシヤモシヤの髭面ひげづらをいきませて、かんあまつたやうに中根なかね等卒とうそつかほ見詰みつめた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)