“ちようせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潮汐33.3%
朝夕33.3%
重射33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海嘯かいしよう潮汐ちようせき干滿かんまん非常ひじようおほきなうみむかつて、河口かこう三角さんかくなりにおほきくひらいてゐるところおこ現象げんしようである。支那しな淅江省せつこうしよう錢塘江せんとうこう海嘯かいしようについてもつと有名ゆうめいである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
すなは普通ふつう潮汐ちようせき一晝夜いつちゆうや二回にかい干滿かんまんをなすだけであつて、したがつて其週期そのしゆうきおよ十二時間じゆうにじかんであるけれども、津浪つなみのためにしようずる干滿かんまん幾分いくふんあるひ幾十分いくじつぷん週期しゆうきもつ繰返くりかへされるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
猶くれぐれも朝夕ちようせきの御自愛御大事に、幾久く御機嫌好ごきげんよう明日を御迎おんむか被遊あそばされ、ますます御繁栄に被為居候ゐらせられさふらふやう、今は世の望も、身の願も、それのみに御座候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
孫子そんし(二四)其馬足そのばそくはなは相遠あひとほからずうま(二五)上中下じやうちうげはいるをる。ここおい孫子そんし田忌でんきつていはく、『きみただ重射ちようせきせよ。しんきみをしてたしめん』