“てうせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朝夕90.9%
潮斥9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはうもならぬそのやうに茶利ちやりばかりはですこ眞實しんところかしてくれ、いかに朝夕てうせきうそなかおくるからとてちつとはまことまじはづ良人おつとはあつたか
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
たづね有しかば道庵だうあんべつに心當りは御座なくと申に然らば日頃出入致す貧乏人びんばふにん又は心やすく致し朝夕てうせき小遣錢こづかひぜになどを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
田路たみちに至て海浜に出づ。一小山あり。轎夫脚を愛して海中潮斥てうせきの処を行く。又松樹千株の海浜山上を経て二里廿日市。宇佐川文好の家に休す。主人痛風截瘧せつぎやくの二方を伝ふ。駅に山あり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)