“ちょうせき”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
朝夕	86.7%
潮汐	13.3%

朝夕

もちろん、炊（かし）ぎのことも、朝夕（ちょうせき）の掃除も、まったく一人でするのであって、まだ筧（かけひ）が引いてないので飲水（のみみず）は白河へ出て汲んでくる。

親鸞 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

わたくしは楚水（そすい）の者でございますが、思わぬ禍いに逢いまして、命も朝夕（ちょうせき）に迫って居ります。あなたでなければお救い下さることは叶いません。

中国怪奇小説集：06 宣室志（唐） (新字新仮名) ／ 岡本綺堂(著)

潮汐

第二種（地妖編）地妖、地震、地陥、山崩れ、自倒、地雷、自鳴（じめい）、潮汐（ちょうせき）、津波、須弥山（しゅみせん）、竜宮、仙境

妖怪学講義：02 緒言 (新字新仮名) ／ 井上円了(著)

重力分布や垂直線偏差から推測さるるイソスタシーの状態、地殻潮汐（ちょうせき）や地震伝播の状況から推定さるる弾性分布などがわずかにやや信ずべき条項を与えているに過ぎない。

地震雑感 (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)