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『地震雑感』
ふりがな文庫
『
地震雑感
(
じしんざっかん
)
』
地震というものの概念は人々によってずいぶん著しくちがっている。理学者以外の世人にとっては、地震現象の心像はすべて自己の感覚を中心として見た展望図に過ぎない。震動の筋肉感や、耳に聞こゆる破壊的の音響や、眼に見える物体の動揺転落する光景などが最 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学
初出
「大正大震災誌」1924(大正13)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
懐
(
いだ
)
六
(
むつ
)
機巧
(
メカニズム
)
覗
(
うかが
)
迸出
(
へいしゅつ
)
区々
(
まちまち
)
吾人
(
ごじん
)
宅
(
うち
)
歪力
(
わいりょく
)
潮汐
(
ちょうせき
)
皺曲
(
しゅうきょく
)
称
(
とな
)
而
(
しか
)
輪廻
(
りんね
)
辷
(
すべ
)
齎
(
もたら
)