“たんたう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
短刀50.0%
擔當30.0%
担当10.0%
淡蕩10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るゝ幾分時いくぶんじおもさだめてツトたちよりつ用意ようい短刀たんたうとりなほせばうしろやぶなにやら物音ものおとひともやつるとみゝ
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かれ近來きんらいつてからとなり主人しゆじんはやし改良かいりやうするため雜木林ざふきばやしを一たん開墾かいこんしてはたけにするといふことにつたのでの一擔當たんたうした。かれちひさな身體からだである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
写本しやほん挿絵さしゑ担当たんたうした画家ぐわか二人ふたりで、一人ひとり積翠せきすゐ工学士こうがくし大沢三之介おほさはさんのすけくん一人ひとり緑芽りよくが法学士はうがくし松岡鉦吉まつをかしやうきちくん積翠せきすゐ鉛筆画えんぴつぐわ得意とくいで、水彩風すゐさいふうのもき、器用きよう日本画にほんぐわつた
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
中禪寺の幽凄いうせいでもなく、霞が浦の淡蕩たんたうでもなく、大沼は要するに水を淡水にし松を楢白樺其他の雜木にした松島である。沼尻はたきになつて居る。沼には鯉、鮒、どぜうほか産しない。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)