“ドス”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:どす
語句割合
短刀40.0%
20.0%
刃物20.0%
懐刀20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下男のポポフ……こいつは多分、読み書きが出来たに違いない。だから短刀ドスなんか振りまわさないで、お上品な方法で窃盗をやっていたのだろう。
「撃つぞ! もっと大きな声で烈しく呼べ! ウナ! ドス!」
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
「……ドス……」
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
それは刃物ドスが利くのと、脚力ノビが利くところを云ったもので、実は普通の人とチットモ変らない男ぶりのいい虫も殺さない恰好で
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
富田が『ドス』を振り上げると、七輪に暖まつて居た内山が飛んで来て、『兄キ、何にするんや……まアそんなに怒らんでも善いぢやないか』と、懐刀ドスをもぎ取つた。