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せきじやう
ふりがな文庫
“せきじやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
席上
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
席上
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
は
車
(
くるま
)
の
中
(
なか
)
で
其
(
その
)
人
(
ひと
)
の
名前
(
なまへ
)
と
番地
(
ばんち
)
を
手帳
(
てちやう
)
に
書
(
か
)
き
留
(
と
)
めた。さうして
次
(
つぎ
)
の
日
(
ひ
)
同僚
(
どうれう
)
の
手紙
(
てがみ
)
を
持
(
も
)
つてわざ/\
回
(
まは
)
り
道
(
みち
)
をして
訪問
(
はうもん
)
に
出掛
(
でか
)
けた。
宗助
(
そうすけ
)
の
懷
(
ふところ
)
にした
書状
(
しよじやう
)
は
其
(
その
)
折
(
をり
)
席上
(
せきじやう
)
で
認
(
したゝ
)
めて
貰
(
もら
)
つたものであつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
先日
(
こなひだ
)
横山大観氏が
席上
(
せきじやう
)
揮毫
(
きがう
)
で、
画絹
(
ゑきぬ
)
の
書損
(
かきそこな
)
ひをどつさり
拵
(
こしら
)
へて、神戸の
富豪
(
ものもち
)
の胆を潰させた事を書いたが、人間の胆といふものは、
大地震
(
おほぢしん
)
や
大海嘯
(
おほつなみ
)
の前には平気でゐて、
却
(
かへ
)
つて女の一寸した
嚏
(
くさみ
)
や
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
婚姻
(
こんいん
)
の
席上
(
せきじやう
)
では
酒
(
さけ
)
の
後
(
あと
)
には
長
(
なが
)
く
繼
(
つな
)
がる
樣
(
やう
)
といふ
縁起
(
えんぎ
)
を
祝
(
いは
)
うて、
一
(
ひと
)
つには
膳部
(
ぜんぶ
)
の
簡單
(
かんたん
)
なのとで
饂飩
(
うどん
)
を
饗
(
もてな
)
すのである。
蕎麥
(
そば
)
は
短
(
みじか
)
く
切
(
き
)
れるとて
何處
(
どこ
)
でも
厭
(
いと
)
うた。どんな
婚姻
(
こんいん
)
でもそれを
若
(
わか
)
い
衆
(
しゆ
)
が
貰
(
もら
)
ひに
行
(
ゆ
)
く。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
せきじやう(席上)の例文をもっと
(5作品)
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