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せきじよう
語句 | 割合 |
赤繩 | 33.3% |
席上 | 33.3% |
赤縄 | 33.3% |
小西屋へ一度掛合
吾儕の
身體の明りの立やうに
何卒なされて下されませと
理り
迫たるお光の
述懷無實に
陷り樂みし
赤繩茲に絶しと知ぬは憐れといふも
魯なりけり
定め此
婚姻を
妨げんと
謀し
奸計※に當り
竟にお光が
汚名を
蒙り
赤繩絶たる所より
白刄を
揮つて
奸を
鋤き
白洲に
砂石を
掴むてふ
最爽快なる物語は
亦回を次ぎ章を改め漸次々々に説分くべし
その
勞力を
思ひ
出してのお
歌なのですが、その
席上にゐる
人は、
皆この
經驗をつい
今の
先にしたのですから、このお
歌を、きっと、
自分自身の
氣持ちを
詠んで
貰つたように
御釜の音なかりしは、
祝部等が身の清からぬにぞあらめ。既に
聘礼を納めしうへ、かの
四三赤縄に
繋ぎては、
仇ある家、
異なる
域なりとも
易ふべからずと聞くものを。