“せきし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赤子76.9%
石獅7.7%
射刺3.8%
石氏3.8%
赤紙3.8%
隻手3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国民の真の味方は国民を以て赤子せきしとし、国民の休戚を以て大御心とせられる歴代の天皇があらせられるばかりです。
選挙に対する婦人の希望 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
日のおもて 石獅せきしは土にうづまりて
一点鐘 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
つの呉起ごき射刺せきしするにつて、あはせて悼王たうわうつ。悼王たうわうすではうむられて、太子たいしつ。すなは(一一〇)令尹れいゐんをしてことごと呉起ごきあはせてわうてしものちうせしむ。
都の石氏せきしという家では茶肆ちゃみせを開いて、幼い娘に店番をさせていた。
書牘の最初の三行は所謂尚々書なほ/\がきである。第四行は即ち本文の第一行で、上半は後の黄紙くわうしに、下半は前の赤紙せきしに書かれてゐる。今接合して読んで見る。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
軍艦ぐんかん」の艦中かんちうには一人ひとりむるものかつた。艦橋かんけうには艦長松島海軍大佐かんちやうまつしまかいぐんたいさをはじめとし、一團いちだん將校しやうかうつき燦爛さんらんたる肩章けんしやうなみたせて、隻手せきしにぎ双眼鏡さうがんきやうえず海上かいじやうながめてる。