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しやくせん
ふりがな文庫
“しやくせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
借錢
66.7%
借銭
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
借錢
(逆引き)
さうして
疾
(
とう
)
に
自分
(
じぶん
)
の
住
(
す
)
んで
居
(
ゐ
)
る
土地
(
とち
)
までが
自分
(
じぶん
)
の
所有
(
もの
)
ではなかつた。それは
借錢
(
しやくせん
)
の
極
(
きま
)
りをつける
爲
(
ため
)
に
人
(
ひと
)
が
立
(
た
)
つて
東隣
(
ひがしどなり
)
へ
格外
(
かくぐわい
)
な
値
(
ね
)
で
持
(
も
)
たせたのである。それ
程
(
ほど
)
彼
(
かれ
)
の
家
(
いへ
)
は
窮
(
きう
)
して
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
大切
(
たいせつ
)
に勤めますと云其言葉に
田舍訛
(
ゐなかなま
)
り有けれど
容貌
(
きりやう
)
のよさに
主人
(
あるじ
)
もはずみ少し高くは思へども
終
(
つひ
)
に年一
杯
(
ぱい
)
廿七年の
夏
(
なつ
)
四月までの
證文
(
しようもん
)
にて五十兩に
買
(
かは
)
んとの挨拶に十兵衞は大いに悦び五十兩の金の有ならば年貢の未進は殘らず
納
(
をさ
)
め所々の
買懸
(
かひがか
)
り其外の
借錢
(
しやくせん
)
まで殘らず一時に
片
(
かた
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
しやくせん(借錢)の例文をもっと
(2作品)
見る
借銭
(逆引き)
先達
(
せんだつ
)
ての二百円は、代助から
受取
(
うけと
)
るとすぐ
借銭
(
しやくせん
)
の方へ
回
(
まは
)
す
筈
(
はず
)
であつたが、
新
(
あた
)
らしく
家
(
うち
)
を
持
(
も
)
つた
為
(
ため
)
、
色々
(
いろ/\
)
入費が
掛
(
かゝ
)
つたので、つい其方の用を、あのうちで幾分か
弁
(
べん
)
じたのが
始
(
はじま
)
りであつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
一層
(
いつそ
)
の事
無
(
な
)
ければ
無
(
な
)
いなりに、
何
(
ど
)
うか
斯
(
か
)
うか
工面
(
くめん
)
も
付
(
つ
)
いたかも知れないが、なまじい、
手元
(
てもと
)
に
有
(
あ
)
つたものだから、
苦
(
くる
)
し
紛
(
まぎ
)
れに、
急場
(
きうば
)
の
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はして仕舞つたので、肝心の証書を入れた
借銭
(
しやくせん
)
の方は
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しやくせん(借銭)の例文をもっと
(1作品)
見る
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しゃくせん