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こうびん
ふりがな文庫
“こうびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
コウビン
語句
割合
好便
22.2%
幸便
22.2%
後便
22.2%
孝愍
11.1%
皇愍
11.1%
香瓶
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
好便
(逆引き)
「ところが遠すぎるし、話の都合で平手を伴れて来ます、そのほうが
好便
(
こうびん
)
ですから」
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
こうびん(好便)の例文をもっと
(2作品)
見る
幸便
(逆引き)
久しく
滞留
(
たいりゅう
)
の
折柄
(
おりから
)
、日本の軍艦がサンフランシスコに航海と聞き、
幸便
(
こうびん
)
だから
之
(
これ
)
に
乗
(
のっ
)
て帰国したいと云うので、その事が
定
(
き
)
まろうとすると、日本の乗組員は米国人と一緒に乗るのは
厭
(
いや
)
だと云う。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
こうびん(幸便)の例文をもっと
(2作品)
見る
後便
(逆引き)
ヒガネと
讀
(
よ
)
む、
西風
(
にしかぜ
)
の
寒
(
さむ
)
きが
當
(
たう
)
熱海
(
あたみ
)
の
名物
(
めいぶつ
)
なりとか。
三島街道
(
みしまかいだう
)
に
十國峠
(
じつこくたうげ
)
あり、
今日
(
こんにち
)
は
風
(
かぜ
)
凪
(
な
)
ぎ
氣候
(
きこう
)
温暖
(
をんだん
)
。
日
(
ひ
)
に
三度
(
さんど
)
雲
(
くも
)
の
如
(
ごと
)
き
湯氣
(
ゆげ
)
を
卷
(
ま
)
いて
湧
(
わ
)
き
出
(
い
)
づる
湯
(
ゆ
)
は
實
(
じつ
)
に
壯觀
(
さうくわん
)
に
御座候
(
ござさふらふ
)
。
後便
(
こうびん
)
萬縷
(
ばんる
)
敬具
(
けいぐ
)
熱海の春
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
こうびん(後便)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
孝愍
(逆引き)
都を
逐
(
お
)
われた献帝は、その翌年、地方で薨去せられたという沙汰も聞えた。玄徳はさらに嘆き悲しんで、陰ながら祭をなし、
孝愍
(
こうびん
)
皇帝と
諡
(
おくりな
)
し奉って、深く
喪
(
も
)
に籠ったまま政務も見ない日が多かった。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうびん(孝愍)の例文をもっと
(1作品)
見る
皇愍
(逆引き)
「
惟皇
(
これこう
)
たる
上帝
(
じょうてい
)
、宇宙の神聖、この
宝香
(
ほうこう
)
を聞いて、
願
(
ねがわ
)
くは降臨を賜え。——
猶予
(
ゆうよ
)
未だ決せず、疑う所は神霊に
質
(
ただ
)
す。請う、
皇愍
(
こうびん
)
を垂れて、
速
(
すみやか
)
に吉凶を示し給え。」
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こうびん(皇愍)の例文をもっと
(1作品)
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香瓶
(逆引き)
やっと、ややおちついて四
壁
(
へき
)
をみると、
龍燈
(
りゅうとう
)
、
鳳燭
(
ほうしょく
)
の光は、
碧
(
みどり
)
と
金色
(
こんじき
)
を
映
(
は
)
え
交
(
か
)
わし、二列となっている仙童女は、
旌
(
はた
)
、
香瓶
(
こうびん
)
、
笏
(
しゃく
)
、
供華
(
くげ
)
などをささげていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうびん(香瓶)の例文をもっと
(1作品)
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