“きそくたゞ”の漢字の書き方と例文
語句割合
規則正100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こずえにのみ一團いちだんがあつて、みき丁度ちやうど天幕てんまくはしらのやうに、數百間すうひやくけん四方しほう規則正きそくたゞしくならんで奇妙きめうはやししたくゞつたりして、みち一里半いちりはんあゆんだとおもころ一個いつこいづみそばた。
かういふ地震計ぢしんけい遠方えんぽう大地震だいぢしん觀測かんそくすると、その記録きろくした模樣もようきはめて規則正きそくたゞしいものとなつてあらはれてて、今日こんにちでは模樣もようひとつ/\について其經路そのけいろすであきらかにせられてゐる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
もつとこのくれえぢや旦那だんな大目おほめてくれべえから心配しんぺえはあんめえがなよ」勘次かんじすぐにおしな病氣びやうき心付こゝろづいてういつた。壁際かべぎはにはわら器用きようたはら規則正きそくたゞしくかへられた。おしなはそれを一しんた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)