かわいそうな粉ひきの若いものと小猫かわいそうなこなひきのわかいものとこねこ
ある水車ごやに、粉ひきのおじいさんが住んでいました。おじいさんのとこには、おかみさんもいず、子どももなく、若いものが三人奉公しているだけでした。この三人がここになん年かいてからのこと、ある日、おじいさんが若いものに、 「わたしも、としをとっ …