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腹心
ふりがな文庫
“腹心”の読み方と例文
読み方
割合
ふくしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくしん
(逆引き)
一夜
(
いちや
)
幼君
(
えうくん
)
燈火
(
とうくわ
)
の
下
(
もと
)
に
典籍
(
てんせき
)
を
繙
(
ひもと
)
きて、
寂寞
(
せきばく
)
としておはしたる、
御耳
(
おんみゝ
)
を
驚
(
おどろ
)
かして、「
君
(
きみ
)
、
密
(
ひそか
)
に
申上
(
まをしあ
)
ぐべきことの
候
(
さふらふ
)
」と
御前
(
ごぜん
)
に
伺候
(
しかう
)
せしは、
君
(
きみ
)
の
腹心
(
ふくしん
)
の
何某
(
なにがし
)
なり。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大久保石見守長安
(
おおくぼいわみのかみながやす
)
は、家康の
腹心
(
ふくしん
)
で、
能役者
(
のうやくしゃ
)
の子から
金座奉行
(
きんざぶぎょう
)
に
立身
(
りっしん
)
した男、ひじょうに
才智
(
さいち
)
にたけ
算盤
(
そろばん
)
にたっしている。家康はその石見守を甲府の代官とした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其後
(
そのご
)
幾年月
(
いくねんげつ
)
の
間
(
あひだ
)
、
苦心
(
くしん
)
に
苦心
(
くしん
)
を
重
(
かさ
)
ねた
結果
(
けつくわ
)
、
一昨年
(
いつさくねん
)
の十一
月
(
ぐわつ
)
三十
日
(
にち
)
、
私
(
わたくし
)
が
一艘
(
いつそう
)
の
大帆走船
(
だいほまへせん
)
に、
夥
(
おびたゞ
)
しき
材料
(
ざいれう
)
と、卅七
名
(
めい
)
の
腹心
(
ふくしん
)
の
部下
(
ぶか
)
とを
搭載
(
のせ
)
て、はる/″\
日本
(
につぽん
)
を
去
(
さ
)
り
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
腹心(ふくしん)の例文をもっと
(8作品)
見る
“腹心”の意味
《名詞》
はらとむね。
信頼できる人。
心の奥底。
(出典:Wiktionary)
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“腹心”の関連語
懐刀
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹鼓
腹匍
腹部
腹背
検索の候補
心腹
“腹心”のふりがなが多い著者
上田秋成
押川春浪
下村湖人
泉鏡太郎
江戸川乱歩
吉川英治
海野十三
泉鏡花