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邊
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ほと
ふりがな文庫
“
邊
(
ほと
)” の例文
新字:
辺
「サンジスの岸で眠るときに夢の裡で。そして再びまたもつと先きになれば——他の眠りが(死が)私を襲ふときに——より暗い川の
邊
(
ほと
)
りで。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
みがきて
庭
(
には
)
の
木
(
こ
)
かげも
心地
(
こゝち
)
よげなるを
籠居
(
たれこめ
)
てのみ
居給
(
ゐたま
)
ふは
御躰
(
おからだ
)
にも
毒
(
どく
)
なる
物
(
もの
)
をとお
八重
(
やへ
)
さま/″\に
誘
(
いざな
)
ひて
邊
(
ほと
)
りちかき
野
(
の
)
の
景色
(
けしき
)
田面
(
たのも
)
の
庵
(
いほ
)
の
侘
(
わび
)
たるも
又
(
また
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
と其後吉原土手の
邊
(
ほと
)
りへ毎朝早くより久八は
出行
(
いでゆき
)
蘆簀茶屋
(
よしずぢやや
)
の
蔭
(
かげ
)
に
潜
(
ひそ
)
みて待つとも知らず三四日
過
(
すぎ
)
て
飮馴
(
のみなれ
)
ぬ酒の二日
醉
(
ゑひ
)
に
重
(
おも
)
き
額
(
ひたひ
)
を押ながら二本
堤
(
づつみ
)
を急ぎ足に歸る
姿
(
すがた
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
上布を着た
女
(
ひと
)
は、あたしの
邊
(
ほと
)
りにも澤山ある。それなのに、どうした事かとかく連想は近松の「心中
宵庚申
(
よひかうしん
)
」の、八百屋の
嫁御
(
よめご
)
お千代のところへ走つてゆく。お千代ひとりが着たかのやうに——
夏の女
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
外
(
はづ
)
し元の如く
壁
(
かべ
)
にかけ
圍爐裡
(
ゐろり
)
の
邊
(
ほと
)
りには
茶碗
(
ちやわん
)
又は
肴
(
さかな
)
を少々
取並
(
とりなら
)
べ
置
(
おき
)
死したるお三婆が
體
(
からだ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
拾ひ取り行くほどに一里
塚
(
づか
)
の
邊
(
ほと
)
りより申々御旅人樣是より先に人里なし
此宿
(
このやど
)
へ御泊り成れと走り來るを見返れば年の頃十三四なる少女なり今日は
勞
(
つか
)
れたり何所へ泊るも同じ事
案内
(
あんない
)
頼
(
たの
)
むと
家路
(
いへぢ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
邊
部首:⾡
19画
“邊”を含む語句
四邊
其邊
此邊
海邊
頬邊
枕邊
爐邊
身邊
近邊
縁邊
奈邊
公邊
周邊
天邊
番町邊
川邊
上邊
片邊
口邊
傍邊
...