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遊女
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いうぢよ
ふりがな文庫
“
遊女
(
いうぢよ
)” の例文
無理
(
むり
)
に申させても取上には
相成
(
あひなら
)
ぬぞ其源次郎と申はナ細川の
家來
(
けらい
)
にて井戸源次郎と云者新吉原の三浦屋四郎左衞門
抱
(
かゝ
)
への
遊女
(
いうぢよ
)
空
(
うつ
)
せみを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さて今を
去㕝
(
さること
)
(天保十一子なり)五百四十一年前、
永仁
(
えいにん
)
六年戌のとし藤原
為兼卿
(
ためかねきやう
)
佐渡へ
左遷
(
させん
)
の時、三嶋郡
寺泊
(
てらどまり
)
の
駅
(
えき
)
に
順風
(
じゆんふう
)
を
待
(
まち
)
玉ひし
間
(
あひだ
)
、
初君
(
はつぎみ
)
といふ
遊女
(
いうぢよ
)
をめし玉ひしに
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
(
美津
(
みつ
)
、
下駄
(
げた
)
を
買
(
か
)
うてやるか。)と
言
(
い
)
つて
見
(
み
)
たが、
默
(
だま
)
つて
返事
(
へんじ
)
をしなかつた。
貞淑
(
ていしゆく
)
なる
細君
(
さいくん
)
は、
其
(
そ
)
の
品位
(
ひんゐ
)
を
保
(
たも
)
つこと、
恰
(
あたか
)
も
大籬
(
おほまがき
)
の
遊女
(
いうぢよ
)
の
如
(
ごと
)
く、
廊下
(
らうか
)
で
會話
(
くわいわ
)
を
交
(
まじ
)
へるのは、
仂
(
はした
)
ないと
思
(
おも
)
つたのであらう。
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
歌麿
(
うたまろ
)
の
遊女
(
いうぢよ
)
の
襟
(
えり
)
の
小桜
(
こざくら
)
がわが
傘
(
からかさ
)
にとまり来にけり
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
其方儀
(
そのはうぎ
)
石川安五郎小松屋
遊女
(
いうぢよ
)
白妙
(
しろたへ
)
同道にて
立退
(
たちのき
)
候節私しの
趣意
(
しゆい
)
を以て
追掛
(
おひかけ
)
彌勒
(
みろく
)
町番人重五郎と申者
支
(
さゝ
)
へ候を
切害
(
せつがい
)
に及び候段
不埓
(
ふらち
)
至極
(
しごく
)
に付死罪申付る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
さて今を
去㕝
(
さること
)
(天保十一子なり)五百四十一年前、
永仁
(
えいにん
)
六年戌のとし藤原
為兼卿
(
ためかねきやう
)
佐渡へ
左遷
(
させん
)
の時、三嶋郡
寺泊
(
てらどまり
)
の
駅
(
えき
)
に
順風
(
じゆんふう
)
を
待
(
まち
)
玉ひし
間
(
あひだ
)
、
初君
(
はつぎみ
)
といふ
遊女
(
いうぢよ
)
をめし玉ひしに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其次三代
目
(
め
)
の瀬川も名高き
遊女
(
いうぢよ
)
成しが
丁字屋
(
ちやうじや
)
の
雛鶴
(
ひなづる
)
とは常々心安かりしに身請せられし時の文に
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“遊女”の意味
《名詞》
遊女(ゆうじょ)
宿場などの宴会で歌舞をしたり、色を売ることを業とする者。遊び女。
公許された遊郭の娼婦。
(出典:Wiktionary)
“遊女”の解説
遊女(ゆうじょ、あそびめ)は、遊廓や宿場で男性に性的サービスをする女性のことで、娼婦、売春婦の古い呼称。「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である。
(出典:Wikipedia)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“遊女”で始まる語句
遊女宿
遊女屋
遊女狂
遊女町
遊女街
遊女買