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言附
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いひつ
ふりがな文庫
“
言附
(
いひつ
)” の例文
こゝに
名前
(
なまへ
)
の
書
(
か
)
いてある
人達
(
ひとたち
)
を
見附
(
みつ
)
けて
來
(
こ
)
いと
言附
(
いひつ
)
かったが、
書手
(
かきて
)
が
如何樣
(
どのやう
)
な
名前
(
なまへ
)
を
書
(
か
)
きをったやら、こりゃ一
向
(
かう
)
に
見附
(
みつ
)
からぬわい。
學者
(
ものしり
)
の
處
(
ところ
)
へ
往
(
ゆ
)
かにゃならぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
午食すまして荷運びの
赤帽
(
あかばう
)
二人を雇ひ、第一の部屋に行つて荷を運び、第二の部屋に運ぶやうに
言附
(
いひつ
)
け、上さんに南京虫の談合をすると、『あなたが
旅舎
(
ホテル
)
から持つて来たのだらう』
南京虫日記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
これは母が、晝の内使ひ歩きなぞに出すために、賄の婆さんに世話をして貰つて、近所から傭つて貰つた女の子である。口の聞き方を知らないのが恥かしくてか、母が用事を
言附
(
いひつ
)
ける時に
赤い鳥
(旧字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
先
(
さき
)
へ
行
(
ゆ
)
きても
有
(
あ
)
るか
無
(
な
)
きか
知
(
し
)
れませねば
何
(
なに
)
にてもよし
此
(
こ
)
の
車
(
くるま
)
お
頼
(
たの
)
みなされてよと
俄
(
にはか
)
に
足元
(
あしもと
)
重
(
おも
)
げになりぬあの
此樣
(
こん
)
な
車
(
くるま
)
にお
乘
(
め
)
しなさるとかあの
此樣
(
こん
)
な
車
(
くるま
)
にと
二度
(
にど
)
三度
(
さんど
)
お
高
(
たか
)
輕
(
かろ
)
く
點頭
(
うなづ
)
きて
詞
(
ことば
)
なし
我
(
わ
)
れも
雪中
(
せつちゆう
)
の
隨行
(
ずゐかう
)
難儀
(
なんぎ
)
の
折
(
をり
)
とて
求
(
もと
)
むるまゝに
言附
(
いひつ
)
くる
那
(
くだん
)
の
車
(
くるま
)
さりとては
不似合
(
ふにあひ
)
なり
錦
(
にしき
)
の
上着
(
うはぎ
)
につゞれの
袴
(
はかま
)
つぎ
合
(
あは
)
したやうなと
心
(
こゝろ
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出