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蔵
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ざう
共に
山精野鬼を借りて、乱臣賊子を罵殺せんとす。東西一双の
白玉瓊、
金匱の
蔵に堪へたりと云ふべし。(五月二十八日)
我が
蔵する
菊塢の手紙には、
梅一枝画きて
其上に
園の春をお
分ち
申すといふ意味の句あり、また
曲亭馬琴が
明を
失してのち、
欝憂を忘るゝために
己れと
記臆せし
雑俳を
書つらねて、友におくりし
中に
此事
閧伝して
竟に
主君の
蔵となりしと
語られき。
此事
閧伝して
竟に
主君の
蔵となりしと
語られき。