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航路
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かうろ
ふりがな文庫
“
航路
(
かうろ
)” の例文
『いや、いや、
如何
(
どう
)
考
(
かんが
)
へても
今時分
(
いまじぶん
)
あんな
船
(
ふね
)
に
此
(
この
)
航路
(
かうろ
)
で
追越
(
おひこ
)
される
筈
(
はづ
)
はないのだ。』と
見
(
み
)
る/\
内
(
うち
)
に
不安
(
ふあん
)
の
顏色
(
いろ
)
が
現
(
あら
)
はれて
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
……
此
(
こ
)
の
航路
(
かうろ
)
も、おなじやうに
難儀
(
なんぎ
)
であつた。もしこれを
陸
(
りく
)
にしようか。
約六十里
(
やくろくじふり
)
に
餘
(
あま
)
つて
遠
(
とほ
)
い。
肝心
(
かんじん
)
な
事
(
こと
)
は、
路銀
(
ろぎん
)
が
高値
(
たか
)
い。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『
然
(
しか
)
し
妙
(
めう
)
だぞ、
今月
(
こんげつ
)
の
航海表
(
かうかいへう
)
によると、
今頃
(
いまごろ
)
此
(
この
)
航路
(
かうろ
)
を
本船
(
ほんせん
)
の
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
ふて
斯
(
か
)
く
進航
(
しんかう
)
して
來
(
く
)
る
船
(
ふね
)
は
無
(
な
)
い
筈
(
はづ
)
だが。』と
小首
(
こくび
)
を
傾
(
かたむ
)
けたが
忽
(
たちま
)
ちカラ/\と
笑
(
わら
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
何處
(
どこ
)
でも
長
(
なが
)
い
航海
(
かうかい
)
では
船中
(
せんちゆう
)
の
散鬱
(
うさばらし
)
にと、
茶番
(
ちやばん
)
や
演劇
(
えんげき
)
や
舞踏
(
ぶたう
)
の
催
(
もようし
)
がある。
殊
(
こと
)
に
歐洲
(
をうしう
)
と
東洋
(
とうやう
)
との
間
(
あひだ
)
は
全世界
(
ぜんせかい
)
で
最
(
もつと
)
も
長
(
なが
)
い
航路
(
かうろ
)
であれば
斯
(
かゝ
)
る
凖備
(
じゆんび
)
は一
層
(
そう
)
よく
整
(
とゝな
)
つて
居
(
を
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“航路”の解説
航路(こうろ)は、船舶などが海上または河川を航行するための通路。海図上に引かれる時に決まった線で表せる。港湾内や狭い海峡では浚渫をしたり、航路標識を設置するなどして船舶の安全を図っている。
航空機についても、規定された空域を運航するために規定された通路(航空路)を航路と表現することがある。
(出典:Wikipedia)
航
常用漢字
小5
部首:⾈
10画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“航”で始まる語句
航海
航海中
航
航時機
航跡
航程
航行
航海者
航海術
航海表