“かうろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カウロ
語句割合
香爐60.7%
香炉25.0%
航路7.1%
行路7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いざり寄つて、死骸の所に据ゑた香爐かうろに、五六本の線香を立て、鼻をつまらせて、ひれ伏すやうに拜んだのは、二十五、六のこれは好い男でした
香炉かうろを手に取揚とりあげ、ぎんさじいたかうを口へ入れ、弥
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
……航路かうろも、おなじやうに難儀なんぎであつた。もしこれをりくにしようか。約六十里やくろくじふりあまつてとほい。肝心かんじんことは、路銀ろぎん高値たかい。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
うみならずやまならぬ人世じんせい行路かうろなんいまはじめておもあた淵瀬ふちせことなる飛鳥川あすかがは明日あすよりはなにとせん
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)