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聴
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きき
ふりがな文庫
“
聴
(
きき
)” の例文
旧字:
聽
余はこの
未信教国
(
みしんきょうこく
)
に生れ余の父母兄弟国人が嫌悪したる
耶蘇教
(
やそきょう
)
に入れり、余の始めてこの教を
聴
(
きき
)
し頃は全国の信徒二千に満たず
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
も一度海外へ出て、苦学をしてのち
詫
(
わ
)
びにくるから、奴は
手許
(
てもと
)
へあずかっておいてくれと詫を入れた。けれど亀吉はいっかな
聴
(
きき
)
入れはしない。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
夫
(
それ
)
ゆゑ
誰
(
だれ
)
も
彼
(
かれ
)
も
聴
(
きき
)
に
参
(
まゐ
)
る
中
(
なか
)
に、
可楽
(
からく
)
と
云
(
い
)
ふ者があつて、
是
(
これ
)
は
櫛職人
(
くししよくにん
)
でござりましたが、
至
(
いたつ
)
て
口軽
(
くちがる
)
な
面白
(
おもしろ
)
い人ゆゑ、
私
(
わたくし
)
も一つ
飛入
(
とびいり
)
に
落語
(
はなし
)
をして見たいと
申込
(
まうしこ
)
んだ。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ひたおもて君が
直
(
すぐ
)
なる
言挙
(
ことあげ
)
は
聴
(
きき
)
いさぎよし心に
徹
(
とほ
)
る (加納子爵)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
目を閉ぢて
聴
(
きき
)
ゐし貫一は
徐
(
しづか
)
に
眶
(
まぶた
)
を開くとともに
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
めて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
お
聴
(
きき
)
を煩らわしました。——別に申す事はありません。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
向って出て来たお前、お
聴
(
きき
)
。8750
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
この書小なりといえども、外国宣教師の手を離れ、教会の力を
藉
(
から
)
ずして、ただちに神に
聴
(
きき
)
つつその御言を伝うる卒先者の一たりし事を以て光栄とする。
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
大和
(
やまと
)
はも
聴
(
きき
)
美
(
うるは
)
し
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
聴
常用漢字
中学
部首:⽿
17画
“聴”を含む語句
聴聞
聴衆
聴許
聴取
吹聴
聴耳
立聴
聴者
聴診器
聴入
聴手
傾聴
傍聴
謹聴
聴牌
道聴途説
盗聴
拝聴
聴納
聴知
...