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口軽
ふりがな文庫
“口軽”の読み方と例文
旧字:
口輕
読み方
割合
くちがる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちがる
(逆引き)
父親はいつになく
口軽
(
くちがる
)
く、母親も湯上りの顔をテカ/\させて若返っていた。新太郎君は生れ更り甲斐があった
次第
(
わけ
)
である。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
夫
(
それ
)
ゆゑ
誰
(
だれ
)
も
彼
(
かれ
)
も
聴
(
きき
)
に
参
(
まゐ
)
る
中
(
なか
)
に、
可楽
(
からく
)
と
云
(
い
)
ふ者があつて、
是
(
これ
)
は
櫛職人
(
くししよくにん
)
でござりましたが、
至
(
いたつ
)
て
口軽
(
くちがる
)
な
面白
(
おもしろ
)
い人ゆゑ、
私
(
わたくし
)
も一つ
飛入
(
とびいり
)
に
落語
(
はなし
)
をして見たいと
申込
(
まうしこ
)
んだ。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その行者というのは、頭の禿げた目尻の垂れた
口軽
(
くちがる
)
な、滑稽じみた男であったがたえず信者を集めて、
加持祈祷
(
かじきとう
)
をしていたので、今周蔵のいる家がその神様を祭った場所である。
黄色い晩
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
口軽(くちがる)の例文をもっと
(4作品)
見る
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
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“口軽”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
佐々木邦
小川未明