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可楽
ふりがな文庫
“可楽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からく
50.0%
たのしみ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からく
(逆引き)
夫
(
それ
)
ゆゑ
誰
(
だれ
)
も
彼
(
かれ
)
も
聴
(
きき
)
に
参
(
まゐ
)
る
中
(
なか
)
に、
可楽
(
からく
)
と
云
(
い
)
ふ者があつて、
是
(
これ
)
は
櫛職人
(
くししよくにん
)
でござりましたが、
至
(
いたつ
)
て
口軽
(
くちがる
)
な
面白
(
おもしろ
)
い人ゆゑ、
私
(
わたくし
)
も一つ
飛入
(
とびいり
)
に
落語
(
はなし
)
をして見たいと
申込
(
まうしこ
)
んだ。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
すると
此
(
こ
)
の
狂歌師
(
きやうかし
)
の
中
(
なか
)
へ
職人
(
しよくにん
)
を
入
(
い
)
れたら
品格
(
ひん
)
が悪くなるだらうと
拒
(
こば
)
んだものもあつたが、ナニ
職人
(
しよくにん
)
だツて話が
上手
(
じやうず
)
なら
仔細
(
しさい
)
ないと
云
(
い
)
ふ事で、
可楽
(
からく
)
を
入
(
い
)
れてやらせて見た所が、
大層
(
たいそう
)
評判
(
ひやうばん
)
が
宜
(
よろ
)
しく
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
可楽(からく)の例文をもっと
(1作品)
見る
たのしみ
(逆引き)
かうしてゐれば、
可楽
(
たのしみ
)
な事もある
代
(
かはり
)
に
辛
(
つら
)
い事や、悲い事や、
苦
(
くるし
)
い事なんぞが有つて、二つ好い事は無し、考れば考るほど私は世の中が心細いわ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
可楽(たのしみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜
“可楽”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三遊亭円朝