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聴耳
ふりがな文庫
“聴耳”のいろいろな読み方と例文
旧字:
聽耳
読み方
割合
ききみみ
87.5%
ききみゝ
6.3%
きゝみゝ
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ききみみ
(逆引き)
彼は、なにかしら
慄然
(
りつぜん
)
としたように息を詰め、
聴耳
(
ききみみ
)
を立てはじめたのであるが、やがて法水に、幽かな
顫
(
ふる
)
えを帯びた声で
囁
(
ささや
)
いた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
聴耳(ききみみ)の例文をもっと
(14作品)
見る
ききみゝ
(逆引き)
式
(
かた
)
の如く頭を垂れて
温和
(
おとな
)
しく祈祷に聞きとれてゐた憲法学者はひよいと
聴耳
(
ききみゝ
)
を立てた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
聴耳(ききみゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
きゝみゝ
(逆引き)
「はい。」と浅之丞は
下
(
した
)
つ
腹
(
ぱら
)
を撫でながら、じつと
聴耳
(
きゝみゝ
)
を澄ませた。腹のなかでは猫の啼き声どころか、鼠一匹潜つてゐる
容子
(
ようす
)
も見えなかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
聴耳(きゝみゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
聴
常用漢字
中学
部首:⽿
17画
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
“聴耳”で始まる語句
聴耳筒
聴耳草紙
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下村湖人
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