聴耳きゝみゝ)” の例文
旧字:聽耳
「はい。」と浅之丞はしたぱらを撫でながら、じつと聴耳きゝみゝを澄ませた。腹のなかでは猫の啼き声どころか、鼠一匹潜つてゐる容子ようすも見えなかつた。