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米穀
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べいこく
ふりがな文庫
“
米穀
(
べいこく
)” の例文
お
品
(
しな
)
がそれ
程
(
ほど
)
苦勞
(
くらう
)
した
米穀
(
べいこく
)
の
問題
(
もんだい
)
が
其
(
そ
)
の
死後
(
しご
)
四五
年間
(
ねんかん
)
の
惨憺
(
さんたん
)
たる
境遇
(
きやうぐう
)
から
漸
(
やうや
)
く
解決
(
かいけつ
)
が
告
(
つ
)
げられようとしたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
この法螺貝を残して行きますから、これに
米穀
(
べいこく
)
をたくわえて置けば、いつでも
乏
(
とぼ
)
しくなるような事はありません
中国怪奇小説集:04 捜神後記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
俵の数は約二百俵、五十
石
(
こく
)
内外の
米穀
(
べいこく
)
なれば、機関室も
甲板
(
デッキ
)
の
空処
(
あき
)
も、
隙間
(
すきま
)
なきまでに積みたる重量のために、船体はやや傾斜を
来
(
きた
)
して、
吃水
(
きっすい
)
は著しく深くなりぬ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
帰宅後、電燈の点じ難く、食糧の乏しきを告げんことを惧れ、
蝋燭
(
らふそく
)
米穀
(
べいこく
)
蔬菜
(
そさい
)
罐詰
(
くわんづめ
)
の類を買ひ集めしむ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「はあ、いかにも、思い出しましてござりまする——江戸表、
米穀
(
べいこく
)
払底
(
ふってい
)
の折柄、上方のお持米をおまわしになりましたら、さぞ世間がよろこぶであろうという——あの、お噂ばなし——」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
▼ もっと見る
頼
(
たのみ
)
たり此佐倉屋と云は文右衞門より毎
度
(
ど
)
米穀
(
べいこく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
召出
(
めしいだ
)
され一應糺されけるに十二月廿七日夜御組の中田甚太夫殿と申す御仁御出張にて
文藏夫婦
(
ぶんざうふうふ
)
御召捕
(
おんめしとり
)
相成御代官へ引渡し候樣
仰
(
おほ
)
せ渡され
米穀
(
べいこく
)
金銀
諸道具
(
しよだうぐ
)
藏
等迄
(
とうまで
)
殘
(
のこ
)
らず封印の上御引取相成候間其通り御代官所へ
召連
(
めしつれ
)
訴
(
うつた
)
へ出候處一
向
(
かう
)
御存じ
是
(
これ
)
なきとの事にて
夫
(
それ
)
より御勘定奉行へ御引渡し
相
(
あひ
)
なり
猶
(
なほ
)
又
(
また
)
當御役所へ相廻候と申立るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“米穀”の意味
《名詞》
米を含め穀類の総称。
(出典:Wiktionary)
米
常用漢字
小2
部首:⽶
6画
穀
常用漢字
小6
部首:⽲
14画
“米”で始まる語句
米
米突
米櫃
米搗
米国
米原
米沢
米屋
米山
米俵