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竹筒
ふりがな文庫
“竹筒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たけづつ
53.3%
ささえ
6.7%
たけつつ
6.7%
たけづ
6.7%
たけづっぽ
6.7%
たけと
6.7%
つつ
6.7%
つゝ
6.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たけづつ
(逆引き)
「親分さん、お濱がそんなに泣いて居るなら、皆んな申上げてしまひます。小判を隱した
竹筒
(
たけづつ
)
は、この私が盜つたに相違ございません」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竹筒(たけづつ)の例文をもっと
(8作品)
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ささえ
(逆引き)
又蔵は嬉しさの余りに之に謝せんとて
竹筒
(
ささえ
)
に酒を入れてかの谷に至るに、山男二人まで出でて其酒を飲み、大いに悦びて去りしとぞ。
此事
(
このこと
)
古老の言ひ伝へて、今に彼地にては知る人多し
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
竹筒(ささえ)の例文をもっと
(1作品)
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たけつつ
(逆引き)
夕方、
静
(
しずか
)
になった墓地に往って見る。
沈丁花
(
ちんちょうげ
)
、
赤椿
(
あかつばき
)
の枝が
墓前
(
ぼぜん
)
の
竹筒
(
たけつつ
)
や土に
插
(
さ
)
してある。
線香
(
せんこう
)
の
烟
(
けむり
)
が
徐
(
しず
)
かに
颺
(
あが
)
って居る。不図見ると、地蔵様の
一人
(
ひとり
)
が
紅木綿
(
べにもめん
)
の着物を
被
(
き
)
て居られる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
竹筒(たけつつ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
たけづ
(逆引き)
「雪というやつは可愛くねえやつだ、雪なんぞは降ってくれなくても困らねえや、
竹筒
(
たけづ
)
っぽうでも降った方がよっぽどいいや」
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
竹筒(たけづ)の例文をもっと
(1作品)
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たけづっぽ
(逆引き)
竹筒
(
たけづっぽ
)
の中へ細長い札の入って居るのを振って、生徒は其中から一本
宛
(
ずつ
)
抜いてそれに書いてある番号で
定
(
き
)
めたものであるが、其番号は単に一二三とは書いてなくて、一東、二冬、三江、四支、五微
落第
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
竹筒(たけづっぽ)の例文をもっと
(1作品)
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たけと
(逆引き)
竹筒
(
たけと
)
のや樛の木山の谷深み瀬の音はすれど目にもみられず
長塚節歌集:1 上
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
竹筒(たけと)の例文をもっと
(1作品)
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つつ
(逆引き)
根もとの土を掘り下げて、そこへ小さい
室
(
へや
)
を造り、その上へ土をおっ冠ぶせ、
呼吸抜
(
いきぬ
)
きの
竹筒
(
つつ
)
で
空気
(
いき
)
を取り、夜昼この室へ坐ったまま、時々
鈴
(
りん
)
を振り立てるのが、役目と云えば役目のようなもの
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
竹筒(つつ)の例文をもっと
(1作品)
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つゝ
(逆引き)
何處か分らぬ奧の方で、ざら/\ツと
御籤
(
みくじ
)
の
竹筒
(
つゝ
)
を振動すらしい響がする。人々の呟く祈祷の聲が繪額の陰に鳴く鳩の聲に
交
(
まじは
)
る。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
竹筒(つゝ)の例文をもっと
(1作品)
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“竹筒”の解説
竹筒(たけづつ)は、竹を切って作った筒。竹は中が空洞であるため、木と比べると簡単に液体を保存する容器として利用できたことから、竹が入手できる地域では先史時代より用いられてきた。また、数ある竹製品の中でも最も歴史の古いものと考えられている。
(出典:Wikipedia)
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
筒
常用漢字
中学
部首:⽵
12画
日用品
麺棒
鬲
髑髏杯
飯盒
飯櫃
食器棚
食器
風呂敷
陶磁器
防虫剤
銚子
銅壷
鉄瓶
針
重箱
酒器
道具箱
財布
袱紗
衣桁
...
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吉川英治