“呼吸抜”の読み方と例文
読み方割合
いきぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妻 それで、たうとう、二人で相談したんですの、お互に呼吸抜いきぬきをしようつて……。
世帯休業 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
根もとの土を掘り下げて、そこへ小さいへやを造り、その上へ土をおっ冠ぶせ、呼吸抜いきぬきの竹筒つつ空気いきを取り、夜昼この室へ坐ったまま、時々りんを振り立てるのが、役目と云えば役目のようなもの
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)