“寝呼吸”の読み方と例文
読み方割合
ねいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老婆と新一は困って其処に立っていたが、そのうちにお滝の寝呼吸ねいきが聞えだしたので、二人は奥の室へ帰って寝たが睡られなかった。
狐の手帳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
君の寝呼吸ねいきは静かだ。そして、君は、女としての自尊心をもつてゐる。それだけで、僕には十分なんだ。
髪の毛と花びら (新字旧仮名) / 岸田国士(著)