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生質
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うまれつき
ふりがな文庫
“
生質
(
うまれつき
)” の例文
二里あまり
隔
(
へだて
)
たる村より十九歳の
娵
(
よめ
)
をむかへしに、
容姿
(
すがた
)
憎
(
にく
)
からず
生質
(
うまれつき
)
柔従
(
やはらか
)
にて、
糸織
(
いとはた
)
の
伎
(
わざ
)
にも
怜利
(
かしこ
)
ければ
舅
(
しうと
)
姑
(
しうとめ
)
も
可愛
(
かあい
)
がり、
夫婦
(
ふうふ
)
の中も
睦
(
むつまし
)
く
家内
(
かない
)
可祝
(
めでたく
)
春をむかへ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
尋
(
たづ
)
ぬるに武州
埼玉郡
(
さいたまごほり
)
幸手宿
(
さつてじゆく
)
に
豪富
(
がうふ
)
の聞え高き
穀物
(
こくもつ
)
問屋
(
とんや
)
にて
穀屋
(
こくや
)
平兵衞と言者あり家内三十餘人の
暮
(
くら
)
しなるが此平兵衞は
正直
(
しやうぢき
)
律儀
(
りちぎ
)
の
生質
(
うまれつき
)
にて
情深
(
なさけぶか
)
き者なれば人を
憐
(
あはれ
)
み
助
(
たすく
)
ることの多きゆゑ人
皆
(
みな
)
其徳
(
そのとく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お
富
(
とみ
)
と云るが
姉妹
(
はらから
)
共に
心操
(
こゝろばえ
)
優
(
やさ
)
しく何處となく
品
(
ひん
)
よき
生質
(
うまれつき
)
なれば如何なる
貴人
(
きにん
)
の娘といふとも
恥
(
はづか
)
しからず
斯
(
かゝ
)
る在所には珍しき者にて殊に
兩人
(
ふたり
)
とも
親思
(
おやおも
)
ひの
孝行
(
かうかう
)
者なれば
今
(
いま
)
父
(
ちゝ
)
十兵衞が
年貢
(
ねんぐ
)
の金に
差詰
(
さしつま
)
り身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
稱する事世の人の知る所にして天一坊越後傳吉村井長庵又は小間物屋彦兵衞の
皮剥
(
かはむき
)
獄門
(
ごくもん
)
煙草屋喜八其他種々樣々の
裁斷
(
さばき
)
有しが茲に
説出
(
ときいだ
)
す
後藤半四郎
(
ごとうはんしらう
)
と云者は
元
(
もと
)
土民の子なれども
生質
(
うまれつき
)
正直
(
しやうぢき
)
にして能五常を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死