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生涯
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しようがい
ふりがな文庫
“
生涯
(
しようがい
)” の例文
若
(
も
)
しや
哀
(
あは
)
れな勞働者は其の唄の
終
(
をは
)
らぬ
中
(
うち
)
、
惡魔
(
あくま
)
のやうな機械の
運轉
(
うんてん
)
の
渦中
(
くわちう
)
に
身躰
(
からだ
)
を
卷込
(
まきこ
)
まれて、唄の
文句
(
もんく
)
の其の
通
(
とほ
)
り、
長
(
なが
)
くもない
生涯
(
しようがい
)
の
終
(
をはり
)
を
告
(
つ
)
げたのではあるまいか。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
お
邸
(
やしき
)
彼方
(
かなた
)
へ
建築
(
たて
)
られしを
幸
(
さいは
)
ひ、
开處
(
そこ
)
の
女中頭
(
ぢよちうがしら
)
として
勤
(
つと
)
めは
生涯
(
しようがい
)
のつもり、
老
(
おひ
)
らくをも
養
(
やしな
)
ふて
給
(
たま
)
はるべき
約束
(
やくそく
)
さだまりたれば、
最
(
も
)
う
此地
(
このち
)
には
居
(
い
)
ませぬ、
又
(
また
)
來
(
く
)
る
事
(
こと
)
があらば一
泊
(
ぱく
)
はさせて
下
(
くだ
)
され
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
よし僕等の
生涯
(
しようがい
)
は、勞働者と
比較
(
ひかく
)
して
何等
(
なんら
)
の
相違
(
さうゐ
)
がないとしても、僕等は
常
(
つね
)
に勞働者的生涯から
脱
(
だつ
)
して、もう少し意味ある、もう少し價値あるライフに
入
(
い
)
りたいと
希望
(
きぼう
)
してゐる。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
浮世
(
うきよ
)
の
欲
(
よく
)
を
金
(
かね
)
に
集
(
あつ
)
めて、十五
年
(
ねん
)
がほどの
足掻
(
あが
)
きかたとては、
人
(
ひと
)
には
赤鬼
(
あかをに
)
と
仇名
(
あだな
)
を
負
(
おほ
)
せられて、五十に
足
(
た
)
らぬ
生涯
(
しようがい
)
のほどを
死灰
(
しくわい
)
のやうに
終
(
おは
)
りたる、それが
餘波
(
なごり
)
の
幾万金
(
いくまんきん
)
、
今
(
いま
)
の
玉村恭助
(
たまむらけうすけ
)
ぬしは
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“生涯(
人生
)”の解説
人生(じんせい)とは、人がこの世で生きていくこと。人の、この世に生きている間。あるいは、この世で生きている間に経験することなどである。「人の一生」「生涯」などとも言う。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
涯
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“生涯”で始まる語句
生涯唯一
生涯蟄居