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爲給
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したま
ふりがな文庫
“
爲給
(
したま
)” の例文
新字:
為給
糺
(
たゞ
)
す役目なり
奉行
(
ぶぎやう
)
には
依怙贔屓
(
えこひいき
)
ありて
某
(
それが
)
しばかり
片落
(
かたおと
)
しに
爲給
(
したま
)
ふならんと言せも
果
(
はて
)
ず
大岡殿
(
おほをかどの
)
發打
(
はつた
)
と
白眼
(
にらま
)
れ
依怙贔屓
(
えこひいき
)
とは
慮外
(
りよぐわい
)
千萬なり此梅を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『
縱令
(
たとひ
)
信
(
しん
)
じなくとも、
祈祷
(
きたう
)
をすると、
何
(
なん
)
とも
云
(
い
)
はれん
位
(
くらゐ
)
、
心
(
こゝろ
)
が
安
(
やす
)
まる、
君
(
きみ
)
、
接吻
(
せつぷん
)
爲給
(
したま
)
へ。』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
明ける事なきに今日は
鳥渡
(
ちよつと
)
宵の間にと思ひしが存じの外に手間取しゆゑ母樣は目を
覺
(
さま
)
されしならん
然
(
さ
)
すれば我が歸りの
遲
(
おそ
)
きを案じ
持病
(
ぢびやう
)
にても
起
(
おこ
)
しは
爲給
(
したま
)
はぬかと思へば
暫時
(
しばし
)
も
猶豫
(
いうよ
)
ならずと足を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お菊は
甚
(
いた
)
く氣の毒に思ひ我故に
斯
(
かく
)
成行
(
なりゆき
)
給ふなれば何卒
見繼
(
みつぎ
)
度思へども親に
養
(
やしな
)
はるゝ此身なる
故
(
ゆゑ
)
何事も心に
任
(
まか
)
せず是は僅なれども私しが
手道具
(
てだうぐ
)
なれば大事なし
賣
(
うり
)
てなりとも
旅籠
(
はたご
)
の入用母御の藥の
代
(
しろ
)
に
爲給
(
したま
)
へと
鼈甲
(
べつかふ
)
の
櫛
(
くし
)
と
琴柱
(
ことぢ
)
に
花菱
(
はなびし
)
の
紋付
(
もんつき
)
たる
後差
(
うしろざし
)
二本是は
價
(
あたひ
)
に構はず
調
(
とゝの
)
へし品なりとて吉三郎に渡しければ大いに悦び
其芳志
(
そのこゝろざし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
爲
部首:⽖
12画
給
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
“爲”で始まる語句
爲
爲方
爲事
爲樣
爲難
爲合
爲替
爲出
爲替相場
爲來