“水干:すゐかん” の例文
“水干:すゐかん”を含む作品の著者(上位)作品数
芥川竜之介5
上田敏1
北原白秋1
高山樗牛1
“水干:すゐかん”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学50.0%
文学 > 英米文学 > 詩14.3%
文学 > ドイツ文学 > 詩7.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その頸には白い汗衫かざみの襟が、かすかに香を焚きしめた、菜の花色の水干すゐかんの襟と、細い一線をゑがいてゐる。
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そのうちにやつとがついてると、あのこん水干すゐかんをとこは、もう何處どこかへつてゐました。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
死骸しがいはなだ水干すゐかんに、都風みやこふうのさび烏帽子ゑばうしをかぶつたまま仰向あをむけにたふれてりました。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
右の方より薄紅うすくれなゐ素袍すほうに右の袖を肩脱かたぬぎ、螺鈿らでん細太刀ほそだちに紺地の水の紋の平緒ひらをを下げ、白綾しらあや水干すゐかん
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
が、余程以前から、同じやうな色のめた水干すゐかんに、同じやうな萎々なえなえした烏帽子ゑぼしをかけて、同じやうな役目を、飽きずに、毎日、繰返してゐる事だけは、確である。
芋粥 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
烏帽子えぼし水干すゐかん白彩しらあや
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
黒と白との水干すゐかんに、
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
私は思はず頸を反らせて、その爪にかけられまいとする、猿は又水干すゐかんの袖にかじりついて、私のからだから辷り落ちまいとする、——その拍子に、私はわれ知らず二足三足よろめいて、その遣り戸へ後ざまに、したゝか私の體を打ちつけました。
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
私は思はずうなじを反らせて、その爪にかけられまいとする、猿は又水干すゐかんの袖にかじりついて、私の体からすべり落ちまいとする、——その拍子に、私はわれ知らず二足三足よろめいて、その遣り戸へ後ざまに、したゝか私の体を打ちつけました。
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)