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植木
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うえき
ふりがな文庫
“
植木
(
うえき
)” の例文
おじいさんは、おさくを
静
(
しず
)
かな
高台
(
たかだい
)
の
門
(
もん
)
のある
家
(
うち
)
につれてきました。この
屋敷
(
やしき
)
へは、おじいさんが、ときどき、
植木
(
うえき
)
の
手入
(
てい
)
れにくるのであります。
おさくの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その人は、元農商務省の役人をしていた人で、畜産事業をやっていたが、目下は役をやめ家畜飼養をやっている、
本郷
(
ほんごう
)
駒込
(
こまごめ
)
千駄木
(
せんだぎ
)
林町の
植木
(
うえき
)
氏という人であった。
幕末維新懐古談:57 矮鶏のモデルを探したはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
ですから、たいてい、
植木
(
うえき
)
ばちの花をみて、まんぞくしなければなりませんでした。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
引越の翌日は、昨日の温和に引易えて、
早速
(
さっそく
)
田園生活の決心を試すかの様な烈しいからッ風であった。三吉は
植木
(
うえき
)
を植えて了うて、「到底一年とは
辛抱
(
しんぼう
)
なさるまい」と女中に
囁
(
ささ
)
やいて帰って往った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
もう
食堂
(
しょくどう
)
のしたくはすっかり出来て、
扇風機
(
せんぷうき
)
はぶうぶうまわり、白いテーブル
掛
(
か
)
けは
波
(
なみ
)
をたてます。テーブルの上には、
緑
(
みどり
)
や黒の
植木
(
うえき
)
の
鉢
(
はち
)
が
立派
(
りっぱ
)
にならび、
極上等
(
ごくじょうとう
)
のパンやバターももう
置
(
お
)
かれました。
紫紺染について
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
ある
男
(
おとこ
)
が、
縁日
(
えんにち
)
にいって、
植木
(
うえき
)
をひやかしているうちに、とうとうなにか
買
(
か
)
わなければならなくなりました。そして、
無花果
(
いちじく
)
の
鉢植
(
はちう
)
えを
買
(
か
)
いました。
ある男と無花果
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
植木屋
(
うえきや
)
のおじいさんは、しばらくたってから、おさくの
奉公
(
ほうこう
)
した、お
家
(
うち
)
へいって、
植木
(
うえき
)
の
手入
(
てい
)
れをしていました。そのとき、
奥
(
おく
)
さまは、
出
(
で
)
てこられて、おじいさんに
おさくの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
男
(
おとこ
)
は、あまり
植木
(
うえき
)
について
巧者
(
こうしゃ
)
でなかったとみえて、すっかり
葉
(
は
)
を
弱
(
よわ
)
らしてしまいました。
葉と幹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
孝吉
(
こうきち
)
は、よく
屋根
(
やね
)
の
植木
(
うえき
)
を
並
(
なら
)
べてある
台
(
だい
)
の
上
(
うえ
)
へ
出
(
で
)
ます。なぜなら、あすこはよく
日
(
ひ
)
が
当
(
あ
)
たってあたたかであるし、また
遠方
(
えんぽう
)
の
景色
(
けしき
)
が
見
(
み
)
えて、なんとなく
気分
(
きぶん
)
が
晴
(
は
)
れ
晴
(
ば
)
れするからでした。
すずめの巣
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ただそれぎりであって、
自分
(
じぶん
)
は、
植木
(
うえき
)
になどさわらなかったのでした。
すずめの巣
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
植
常用漢字
小3
部首:⽊
12画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“植木”で始まる語句
植木屋
植木鉢
植木店
植木台
植木鋏
植木溜
植木坂
植木室
植木師
植木棚