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本草
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ほんざう
ふりがな文庫
“
本草
(
ほんざう
)” の例文
草花
(
さうくわ
)
も蝶に化する事
本草
(
ほんざう
)
にも見えたり。蝶の
和訓
(
わくん
)
をかはひらこといふは
新撰字鏡
(
しんせんじきやう
)
にも見えたれど、さかべつたうといふ
名義
(
みやうぎ
)
は
未
(
いまだ
)
考
(
かんがへ
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
本草
(
ほんざう
)
には
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
まいが、
案
(
あん
)
ずるに
燒芋
(
やきいも
)
と
饀
(
あん
)
パンは
浮氣
(
うはき
)
をとめるものと
見
(
み
)
える……が
浮氣
(
うはき
)
がとまつたか
何
(
ど
)
うかは
沙汰
(
さた
)
なし。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蘭軒が
本草
(
ほんざう
)
の師は太田大洲、赤荻由儀であつたと云ふ。太田大洲、名は澄元、字は子通である。又崇広堂の号がある。享保六年に生れ、寛政七年十月十二日に七十五歳で歿した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
氷の淵に東邦の
本草
(
ほんざう
)
は茂りたり。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
百樹
(
もゝき
)
曰、
件
(
くだん
)
の
図
(
づ
)
を
視
(
み
)
るに常にある亀とは
形状
(
かたち
)
少しく
異
(
こと
)
なるやうなり。依て
案
(
あんず
)
るに、
本草
(
ほんざう
)
に
所謂
(
いはゆる
)
秦亀
(
しんき
)
一名
筮亀
(
ぜいき
)
あるひは山亀といひ、俗に
石亀
(
いしがめ
)
といふ物にやあらん。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
本草
(
ほんざう
)
にも
食鑑
(
しよくかん
)
にも
御免
(
ごめん
)
蒙
(
かうむ
)
りたる
恐
(
おそ
)
ろしき
茸
(
きのこ
)
にも、
一
(
ひと
)
つ
一
(
ひと
)
つ
名
(
な
)
をつけて、
籠
(
かご
)
に
裝
(
も
)
り、
籠
(
こ
)
に
狩
(
か
)
る。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
百樹
(
もゝき
)
曰、
件
(
くだん
)
の
図
(
づ
)
を
視
(
み
)
るに常にある亀とは
形状
(
かたち
)
少しく
異
(
こと
)
なるやうなり。依て
案
(
あんず
)
るに、
本草
(
ほんざう
)
に
所謂
(
いはゆる
)
秦亀
(
しんき
)
一名
筮亀
(
ぜいき
)
あるひは山亀といひ、俗に
石亀
(
いしがめ
)
といふ物にやあらん。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○
本草
(
ほんざう
)
を
按
(
あんず
)
るに、
石蚕
(
せきさん
)
一名を
沙虱
(
すなしらみ
)
といふもの山川の石上に
附
(
つき
)
て
繭
(
まゆ
)
をなし、春夏
羽化
(
うくわ
)
して
小蛾
(
せうが
)
となり、
水上
(
すゐしやう
)
に飛ぶといへり。
件
(
くだん
)
のさかべつたうは渋海川の
石蚕
(
せきさん
)
なるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
その色
枯
(
かれ
)
ずして
生
(
いける
)
が如く、
堅硬
(
かたき
)
ことは石なり。
潜確類書
(
せんかくるゐしよ
)
又
本草
(
ほんざう
)
三才
図会
(
づゑ
)
等にいへる
石蟹
(
いしかに
)
泥沙
(
でいしや
)
と
倶
(
とも
)
に化して石になりたるなるべし。
盆養
(
ぼんやう
)
する
石菖
(
せきしやう
)
の
下
(
もと
)
におくに水中に
動
(
うごく
)
が如し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“本草”の意味
《名詞》
植物。草木。
薬草。薬用になる鉱物、動物の総称。
本草学の略。
(出典:Wiktionary)
“本草(
本草学
)”の解説
本草学(ほんぞうがく)は、中国および東アジアで発達した医薬に関する学問である。
(出典:Wikipedia)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“本草”で始まる語句
本草和名
本草家
本草図譜
本草綱目
本草綱目啓蒙
本草学
本草啓蒙
本草会
本草學
本草書