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戦闘
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たたかい
ふりがな文庫
“
戦闘
(
たたかい
)” の例文
ピジョン講師の説明に
拠
(
よ
)
ると、
其
(
その
)
昔
羅馬人
(
ローマじん
)
が英国へ侵入して来た時に、
其
(
その
)
一部が
戦闘
(
たたかい
)
に
敗
(
ま
)
けて
此
(
こ
)
の地方へ逃げ込んで来た。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それ人の世に在るは、絶えざる
戦闘
(
たたかい
)
に在るがごとくならずや。またその日々は、
傭人
(
やといびと
)
の日々のごとくならずや。……
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
北條某
(
ほうじょうなにがし
)
とやら
申
(
もう
)
す
老獪
(
ずる
)
い
成上
(
なりあが
)
り
者
(
もの
)
から
戦闘
(
たたかい
)
を
挑
(
いど
)
まれ、
幾度
(
いくたび
)
かのはげしい
合戦
(
かっせん
)
の
挙句
(
あげく
)
の
果
(
はて
)
が、あの三
年
(
ねん
)
越
(
ご
)
しの
長
(
なが
)
の
籠城
(
ろうじょう
)
、とうとう
武運
(
ぶうん
)
拙
(
つたな
)
く
三浦
(
みうら
)
の一
族
(
ぞく
)
は
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
生存競争の
戦闘
(
たたかい
)
に於て、彼等は常に
寄手
(
よせて
)
である。唯進んで
撃
(
う
)
ち而して取ればよいのである。守ると云うは、有つ者の事である。守ると云うは、已に其第一歩に於て
敗北
(
はいぼく
)
である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それから
私
(
わたくし
)
は
問
(
と
)
われるままに、
鎌倉
(
かまくら
)
の
実家
(
じっか
)
のこと、
嫁入
(
よめい
)
りした
三浦家
(
みうらけ
)
のこと、
北條
(
ほうじょう
)
との
戦闘
(
たたかい
)
のこと、
落城後
(
らくじょうご
)
の
侘住居
(
わびすまい
)
のことなど、
有
(
あ
)
りのままにお
話
(
はな
)
ししました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
彼が捕虜を
牽
(
ひ
)
いて来たのは、単に
其功名
(
そのこうみょう
)
を誇るが為では無かった。九州の
戦闘
(
たたかい
)
に於て、最後の大勝利は幸いに我に
帰
(
き
)
したけれども、
初度
(
しょど
)
の
戦闘
(
たたかい
)
は
屡々
(
しばしば
)
我に不利益であった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
中稲
(
なかて
)
も苅らねばならぬ。其内に
晩稲
(
おくて
)
も苅らねばならぬ。でも、夏の
戦闘
(
たたかい
)
に比べては、何を云っても最早しめたものである。朝霜、
夜嵐
(
よあらし
)
、昼は
長閑
(
のどか
)
な小春日がつゞく。「小春日や田舎に廻る
肴売
(
さかなうり
)
」。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
敵より投げたる
一個
(
ひとつ
)
の石は宣戦の布告である。人間と𤢖とは
此
(
ここ
)
に
戦闘
(
たたかい
)
を開かねばならぬ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
戦闘
(
たたかい
)
が
始
(
はじ
)
まってから、
女子供
(
おんなこども
)
はむろん
皆
(
みな
)
城内
(
じょうない
)
から
出
(
だ
)
されて
居
(
お
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
闘
常用漢字
中学
部首:⾨
18画
“戦闘”で始まる語句
戦闘帽
戦闘状態
戦闘機
戦闘者
戦闘艦