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夜嵐
ふりがな文庫
“夜嵐”の読み方と例文
読み方
割合
よあらし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よあらし
(逆引き)
秋の
夜嵐
(
よあらし
)
に誘われて、バラバラと木の葉が輿を打つ。武士も
輿舁
(
こしかつ
)
ぎも、輿の中の人も、咳一つしなかった。黙々と一行は歩いて行く。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
兎
(
と
)
ても角ても叶はぬ命ならば、御所の
礎
(
いしずゑ
)
枕
(
まくら
)
にして、
魚山
(
ぎよさん
)
の
夜嵐
(
よあらし
)
に
屍
(
かばね
)
を吹かせてこそ、
散
(
ち
)
りても
芳
(
かんば
)
しき
天晴
(
あつぱれ
)
名門
(
めいもん
)
の
末路
(
まつろ
)
なれ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
すぐこの
階
(
きざはし
)
のもとへ、灯ともしの
翁
(
おきな
)
一人、
立出
(
たちい
)
づるが、その油差の上に差置く、燈心が、その燈心が、入相すぐる
夜嵐
(
よあらし
)
の、やがて、
颯
(
さっ
)
と吹起るにさえ
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
夜嵐(よあらし)の例文をもっと
(15作品)
見る
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
嵐
常用漢字
中学
部首:⼭
12画
“夜”で始まる語句
夜
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