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よあらし
ふりがな文庫
“よあらし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夜嵐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜嵐
(逆引き)
残怨日高
(
ざんえんひだか
)
の
夜嵐
(
よあらし
)
といったような
趣
(
おもむき
)
を、夜の
滄海
(
そうかい
)
の上で、不意に見せられた時には、
獰猛
(
どうもう
)
なる
海女
(
あま
)
といえども、怖れをなして逃げ去るのは当然でしょう。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
冬の
夜嵐
(
よあらし
)
吹きすさぶころとなっても、がさがさと騒々しい音で幽遠の趣をかき
擾
(
みだ
)
している。
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
今夜
(
こんや
)
は
帰
(
かえ
)
っておいでなさる。」と、お
母
(
かあ
)
さんは
信
(
しん
)
じて、
暗
(
くら
)
い
海
(
うみ
)
の
方
(
ほう
)
を
見
(
み
)
ていられると、ふいに
夜嵐
(
よあらし
)
の
窓
(
まど
)
に
吹
(
ふ
)
きつけるように、
幾羽
(
いくわ
)
ともなく、
黒
(
くろ
)
い
海鳥
(
かいちょう
)
が、
青
(
あお
)
いランプの
火
(
ひ
)
を
目
(
め
)
がけて
青いランプ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
よあらし(夜嵐)の例文をもっと
(15作品)
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“よあらし”の意味
《名詞》
よあらし【夜嵐】
夜に吹く強い風。さよあらし。
(出典:Wiktionary)