“庄(しやう)” の例文
いく そこへ行くと、兵隊に行つてただけあつて、庄(しやう)さんなんかきびきびしたもんさ。まるで、お祭へでも出掛けるやうな……。
一軒(けん)にて住居(ぢうきよ)なし此近邊(このきんぺん)の大身代(おほしんだい)なり主は入聟(いりむこ)にて庄(しやう)三郎と云今年(ことし)六十歳(さい)妻(つま)は此家の娘(むすめ)にて名をお常(つね)と呼(よ)び四十歳(さい)なれども生得(しやうとく)派手(はで)なる事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
○余(よ)若かりし時、妻有(つまあり)の庄(しやう)に(魚沼郡の内に在)用ありて両三日逗留(とうりう)せし事ありき。
制(せい)する事出來ず却(かへつ)て取持しは人外と謂(いひ)つべし是より家内の男女(なんによ)色欲(しきよく)に耽(ふけ)りお常(つね)は何時も本夫(をつと)庄(しやう)三郎には少しの小遣(こづか)ひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
越後は妻有(つまり)上田の二庄(しやう)をながれて魚野川(うをのかは)の急流(きふりう)をなし、魚沼郡(うをぬまこほり)藪上(やぶかみ)の庄川口駅(えき)の端(はづれ)ににいたりて信濃を流(なが)るゝ川と合して、古志郡(こしこほり)蒲原(かんばら)郡の中央(ちゆうあう)をながれて海に入る。信濃の流は濁(にご)り越後は清し。
茲(こゝ)に新材木町なる白子屋(しろこや)庄(しやう)三郎一家の騷動(さうどう)を委曲(くはしく)尋(たづ)ぬるに享保(きやうほ)の始めの事なりしが此(この)白子屋の地面間口十二間奧行は新道(しんみち)の方へ廿五間即(すなは)ち券面(けんめん)千三百兩の地を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)